草野 浩二:
東芝音工のディレクターとして、坂本九、弘田三枝子、森山加代子、ダニー飯田とパラダイスキング等、日本語カバーポップスの多くを担当。実兄は、訳詞家「漣健児」のペンネームでも有名な草野昌一氏。昌一氏は父親の始めた新興音楽出版社(現シンコーミュージック)で、日本における洋楽曲の著作権管理ビジネスを始めた先駆者的存在でもある。東芝はレコード会社としては後発であり、他社のように作詞・作曲の専属作家が殆どいなかったことから、洋楽の日本語カバーを積極的に出すことになり、この発想は他社にも大きな影響を与える。結果として、後のGSブームが専属制度を打ち破る下地を作ったという見方も出る。




CLOSE


copyright © 2001-2003
Jackey Yoshikawa and his Blue Comets All Rights Reserved.