Jackey Yoshikawa & his BLUE COMETS Forever
〜 Part II 〜
2002年10月5日(土)東京・天王洲アイル 劇場アートスフィア
昨年の東京グローブ座に続く2回目の公演となった東京でのコンサート。天王洲アイルの劇場アートスフィアで行われました。会場は3層吹き抜けの馬蹄形構造で、オペラハウスのようなつくりです。客席の傾斜もなだらかなので、後ろの方の席でもステージとの距離感を感じませんでした。
2回目の公演とあり、今回は衣装も構成も変え、オープニングではメンバー紹介の際にそれぞれ約1分ほどのソロ演奏―小田啓義は「ブルー・シャトウ」のピアノバージョン、三原綱木はクラシックギターの名曲「禁じられた遊び」の一節、高橋健二のピッキングの特徴をいかしたベースソロ、そしてジャッキー吉川の和太鼓を彷佛させるドラムソロに続き、たたみかけるように「ブルー・シャトウ」「マリアの泉」「草原の輝き」のヒット曲3曲の連続演奏で始まりました。
続いて小田啓義がいよいよ10月20日に発売されるCD「BLUE COMETS FOREVER」を紹介し、今回のステージでは新曲3曲を演奏しました。アルバムタイトル曲の「BLUE COMETS FOREVER」にはブルー・コメッツのヒット曲のタイトル13曲が歌詞におりこまれています。それぞれの曲名が歌われる箇所ではそのジャケットをステージに映し出しました。
そして「自分で作った曲は自分で歌おう」コーナー、小田啓義「すみれ色の涙」三原綱木「雨の赤坂」高橋健二「愛の子守歌」。高橋健二はお孫さんの応援に満面の笑みです。
「ところで、メンバーそれぞれ歌ったのにひとりだけ歌ってない人がいる」とつつかれ、照れながらもジャッキー吉川がドラムを叩きながら「ダイアナ」を歌いました。メンバーのコーラスもしたがえて良く通る伸びやかな声は歌わないのがもったいないほど。もう1曲くらいなにかやってもらおうよ、と非常に好評でした。
アンコールは「ツイスト&シャウト〜ルシール」のロックンロールナンバー。意外なことにブルー・コメッツが「ツイスト&シャウト」を演奏するのは今回が初めてです。ギターソロでは派手にストロボを活用。実は日本で最初にステージでストロボを使ったのはブルー・コメッツです。当時アメリカで使われ出したものをいちはやく日本に持ち込んでステージに取り入れたのです。それを見た周囲もステージの照明効果として取り込んでいったのでした。
(撮影・木村 文俊)
★演奏曲目
★バックステージ風景
★リハーサル風景その1
★リハーサル風景その2
★リハーサル風景その3
★リハーサル風景その4
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